共働き家庭に必要な「やらないリスト」とは
共働き家庭では、仕事・育児・家事と毎日やることが山積みです。私自身、フルタイムで働きながら子どもを育てる中で、毎日疲れ果てていました。「家事を完璧にやらなきゃ」と思うと、心も体も追い込まれます。
そんな時に助けになったのが「やらないリスト」です。やらないリストとは、「今日やらなくていいこと」「無理にやる必要がないこと」を明確にすることで、時間と心に余裕を作る考え方です。
やらないリストのメリット
やらないリストを作ると、毎日の優先順位がはっきりします。完璧を目指す必要がなくなり、心の余裕が生まれます。また、赤ちゃんや子どもとの時間を優先できるようになり、家族全体の笑顔が増えました。
まず見直した「やらないこと」
私が最初に見直したのは、掃除や料理の一部です。例えば、毎日床を完璧に掃除する必要はない、夕食は簡単に済ませる日を作る、洗濯物はまとめて週に2回にするなどです。無理に全てをやろうとすると疲れてしまうので、まずは小さなことから省くことにしました。
家事代行や宅食サービスの活用
やらないリストを作ると、自然と「ここは外部サービスに頼ろう」という考え方になります。家事代行、宅食、ネットスーパーなどを取り入れることで、時間を効率化できます。私も週1回の宅食とネットスーパーを活用して、買い物や料理の負担を大幅に減らしました。
毎日の「やらないリスト」の具体例
① 掃除の簡略化
毎日完璧に掃除する必要はありません。床の掃除は週に数回に減らし、リビングだけはサッと拭く程度にしました。モップ型ロボット掃除機やコードレス掃除機を導入すると、短時間でキレイを保てます。
② 料理の手抜きポイント
毎食手作りにこだわる必要はありません。宅食サービスやミールキットを活用することで、栄養バランスを保ちながら調理時間を大幅に短縮できます。また、まとめて作り置きする「作り置きデー」を作るのもおすすめです。
③ 洗濯や片付けの簡略化
洗濯物は毎日ではなく、週2回にまとめることで時間を節約できます。片付けも、子どもが触るスペースだけ重点的に整理するだけで十分です。子どもと一緒に片付けを習慣化すると、自然と家が整いやすくなります。
④ 買い物の効率化
ネットスーパーや宅配サービスを活用すると、買い物にかかる時間を大幅に削減できます。私は毎週決まった曜日にまとめて注文し、配達日に受け取ることで、仕事後にスーパーに行くストレスがなくなりました。
⑤ やらない日を設定する
週に1日だけ「家事をほとんどやらない日」を作るのも効果的です。掃除・洗濯・料理を最低限にし、家族とゆったり過ごす時間に充てます。初めは罪悪感がありましたが、心身のリフレッシュになり、翌日からのやる気も上がりました。
やらないリストを習慣化するコツ
① 曜日ごとに決める
「月曜日は掃除をやらない」「水曜日は料理の手抜きデー」といったように、曜日ごとにやらないことを決めると習慣化しやすくなります。私も最初はカレンダーに書き込んで実践しました。
② 家族に共有する
パートナーや子どもにも「今日はやらないリストの日」と伝えると、協力を得やすくなります。特に夕食や掃除などは分担することで、ママの負担を大幅に減らせます。
③ 完璧を目指さない
やらないリストを作る目的は、完璧を目指さないことです。全てを完璧にこなす必要はありません。小さな工夫を積み重ねることで、共働き家庭でも心に余裕を持てます。
まとめ|やらないリストで共働き家庭の生活を楽に
共働き家庭では、仕事・育児・家事を全て完璧にこなそうとすると疲れてしまいます。毎日のやらないリストを作り、掃除や料理、洗濯、買い物などを効率化することで、時間と心の余裕が生まれます。
家事代行や宅食、ネットスーパー、時短家電などを上手に取り入れ、完璧を求めず小さな工夫を積み重ねることで、共働き家庭でも笑顔で暮らせる毎日が実現します。



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