寝返り前後は「安全確保」と「環境づくり」がとにかく大切
赤ちゃんが初めて寝返りをする前後は、親にとってもドキドキする時期です。私自身、寝返りが近づくにつれて「どこまで動けるようになるんだろう?」「危なくないかな?」と不安になることもありました。実際に寝返りが始まると、今まで全く動かなかった赤ちゃんが急にコロッと転がるようになり、行動範囲が一気に広がります。
寝返りを始めるサインとは?
寝返り前には、赤ちゃんにいくつかの“前兆”があります。たとえば、うつ伏せ姿勢で頭をしっかり持ち上げられるようになったり、横向きで体をひねる回数が増えたりするなどです。また、手足をバタバタさせて体を反らす動きが増えることで、筋力がついた証拠とも言われています。こうしたサインが見え始めたら、環境を見直すタイミングです。
まず整えたいのは「安全な寝返りスペース」
寝返り前後で最も大事なのが、事故を防ぐ環境づくりです。私が特に気をつけたのは「硬めの床」「周りに危ないものを置かない」「段差をなくす」の3つでした。ベッドからの転落が一番怖いので、寝返りが近い時期はできるだけ床に寝かせるか、落下の心配がない場所に移動させていました。
プレイマットは必須級の安心アイテム
柔らかすぎない、厚手のプレイマットは本当に重宝しました。寝返りの勢いで頭をぶつけても衝撃を緩和してくれますし、床の冷たさも防いでくれます。ジョイントマットより一枚ものの方がスキマに指が挟まる心配がなく、掃除もラクでした。
実際に寝返りが始まってから気をつけたポイント
「ちょっと目を離す」ができなくなる時期
寝返りが本格化すると、赤ちゃんは予想以上に素早く動くようになります。特に危ないのが、ソファ・ベッドなどの高い場所。今まで動かなかったから…と思っていたら、突然コロッと転がることもあるので、本当に油断できません。私はこの時期、基本的に床にバスタオルやマットを敷いて過ごすようにしました。
うつ伏せ寝が増える時の見守り
寝返りの練習が進むと、赤ちゃんは自然とうつ伏せ姿勢になる時間が増えます。最初は顔の向きを変えるのが難しく、苦しそうに見えることもありましたが、徐々に自分で頭を上げたり横を向いたりできるようになります。ただし完全に安心できるまでは、そばで様子を見守るようにしていました。
ベビーサークルの導入で安心感が増した
寝返りが活発になると、気づいたら部屋の端まで移動していた…なんてこともよくあります。そこで導入したのがベビーサークル。スペースを区切ることで「ここなら安全」というエリアを作れたのは本当に助かりました。プレイスペースができると、親のストレスもかなり軽減されます。
薄手の掛け布団・タオルに変更する
寝返りができるようになると、掛け布団を巻き込んでしまうことがあります。重さのある寝具は動きを妨げたり、顔にかかってしまうリスクがあるため、軽量のタオルやスリーパーに切り替えると安心でした。
寝返り前後で役立ったアイテムと選び方のポイント
① 厚手のプレイマット
最初にも触れましたが、プレイマットは寝返り時期に欠かせません。選ぶポイントとしては「厚みがある」「すべりにくい」「掃除しやすい」の3つです。一枚タイプならホコリが入り込みにくく、お世話もしやすいのでおすすめです。
② ベビーサークル
動きが活発になるほど導入メリットが増すアイテムです。木製・プラスチック製など種類がありますが、設置場所に合わせて選べるタイプが便利でした。広いスペースを確保できると、赤ちゃんも思う存分ゴロゴロできます。
③ 軽くて通気性の良いスリーパー
夜の寝返りが増えると、布団を蹴ったり巻き込んだりすることが多くなります。そこで役立ったのが薄手のスリーパー。動きを妨げずに体温調整をサポートできるので、寝返り期には特に重宝しました。
④ おもちゃは「握りやすい」「音がする」ものが◎
寝返りの練習を楽しませるために、軽く振ると音の出るおもちゃをよく使っていました。赤ちゃんの視線の先に置くと自然と体をひねる動きにつながり、運動のサポートにもなります。
まとめ:安全と楽しさを両立させて寝返り期を乗り切ろう
寝返り前後の時期は、赤ちゃんの成長が感じられる嬉しい反面、心配や不安も多い時期です。安全な環境づくりや便利なアイテムを取り入れることで、親子ともに安心してこの成長ステップを楽しむことができます。できることを少しずつ準備しながら、赤ちゃんのペースに寄り添って過ごしていきましょう。



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