イヤイヤ最高潮。「今日はもう無理…」から始まった日
子どもの「イヤ!」が止まらない日って、どの家庭にもありますよね。靴を履かない、服を着ない、ごはんを食べない、抱っこも嫌…最後には泣くのは子どもじゃなくて親のほう、みたいな日もあります。
私も0〜2歳あたりの時期に何度も経験しました。特に疲れている日や予定が詰まっている日に限ってイヤイヤが爆発し、「どうしたらいいの?」と涙が出てしまったこともあります。
そんな中で私を救ってくれたのが、“逃げ道”を持つことでした。イヤイヤをなくすのではなく、「無理なときに逃げてもいい方法」をいくつか持っておくと、メンタルのダメージが全然違いました。
この記事では、実際に私が助かった逃げ道をまとめます。今日しんどいママ・パパに届きますように。
「イヤイヤ期は2人で戦うものじゃない」と気づいた瞬間
私はずっと、イヤイヤに向き合うのは親の役割だと思い込んでいました。でも、家族・サービス・ちょっとした工夫に頼ってみたら、一気に気持ちが軽くなりました。“戦い”じゃなくて“チームプレー”でいいんですよね。
完璧な対応ができない日はあっていい
「落ち着いて」「優しく言わなきゃ」など、理想の声かけができない日もあります。でも、それは当たり前。大切なのは、疲れている自分を責めないことでした。
イヤイヤ爆発の日に助かった“逃げ道”リスト
① ベビーカーや抱っこ紐で一度リセットする
どうにもならない日は、散歩に出るという物理的な“逃げ”が即効でした。外の空気を吸うだけで少し気持ちが変わり、子どもも環境が変わると泣き止むことが多かったです。
② 家事は全部やめる。“やらない選択”を発動
洗濯も料理も片付けも、一旦全部ストップ。「今日だけはもう無理」と決めることで、心がほどけました。冷凍ごはんや惣菜に頼る日があっても全然いい。
③ いつもと違う部屋に移動する
リビングでずっと泣いているなら、寝室へ。寝室で大変なら、玄関へ。場所を変えることで気持ちが切り替わることが多かったです。
④ 10秒だけ深呼吸して、心のリセット
子どもを安全な場所に置いて、ストレッチしながら深呼吸。たった10秒でも「もう無理…」から「よし、もうちょい頑張れるかも」に回復しました。
⑤ 子ども向け動画や音楽アプリに頼る
「YouTubeに頼っていいのかな」と迷った時期もありましたが、限界の日はむしろ使ってよかったと思います。子どもが落ち着いてくれると、親の気持ちが立て直せる時間が生まれます。
⑥ ママ友・家族に「今日しんどい」とだけ送る
返事がなくてもいい。送るだけで気持ちが楽になりました。「わかるよ」「大変だよね」のひと言が、思っていた以上に心の救いに。
⑦ 思い切って外食・テイクアウトに変更する
料理を作る余裕がない日は、外に頼るのが最強。「今日は楽しちゃおう」と思えると、イヤイヤへの対応も優しくできました。
⑧ 子どもと一緒に“布団にごろん”戦法
泣き止まなくてもいいから、一緒に布団に横になるだけ。子どもも親と同じ姿勢になると、不思議と落ち着いてくれる日が多かったです。
無理せず過ごすために大切にしたこと
① 怒ってしまった自分を責めない
どれだけ愛していても、どれだけ頑張っていても、怒ってしまう日はあります。「怒っちゃダメ」ではなく、「怒っちゃうほど頑張ってたんだな」と受け止めるほうが心に優しい。
② 子どもも“うまく言えないだけ”の日がある
イヤイヤは、子どもの“伝え方がまだ未熟”なだけ。感情をぶつけてくるのではなく、表現の練習をしているんだと思えたら、気持ちが少しラクになりました。
③ “今日は逃げ道を使う日”という許可を自分に出す
全力で向き合う日もあれば、逃げ道をフル活用する日もある。それでいいんです。「ちゃんと育てなきゃ」を緩めたことで、家庭の空気も優しくなりました。
まとめ:イヤイヤの日は“逃げてもいい日”
イヤイヤ期は、親も子どもも成長中。うまくいかない日があるのは当然です。逃げ道はズルでも甘えでもなく、家族が笑顔でいられるための大事な選択肢。
これを読んでくれているつくさんも、しんどい日は全力で逃げてOK。逃げ道があるだけで、また頑張れるんです。



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