離乳食初期は「ゆるく続けられる仕組み」が大事だった
離乳食初期は、生後5〜6ヶ月ごろから始まる大きなステップです。私も最初はワクワクしていたものの、いざ始めてみると「今日は何をどれくらいあげればいい?」「昨日はどうだった?」など、管理が予想以上に大変でした。そこで役立ったのが“スケジュール管理の仕組み化”。完璧を目指すのではなく、無理なく続けられる方法を作ったことで、離乳食が一気にラクになりました。
まずは“時間帯”を固定すると迷わない
離乳食初期は、1日1回のペースが基本。私は午前中(10〜11時)に時間を設定しました。理由は、赤ちゃんの機嫌が安定しやすいこと、万が一アレルギー反応があっても病院が開いている時間帯だからです。時間を固定すると、生活リズムにもメリハリがつきました。
1回量は「小さじ1」からゆっくりスタート
最初は小さじ1の10分粥から始め、様子を見ながら少しずつ食材を増やしていきました。この“少しずつ進める”という基本ルールを守るためにも、スケジュール管理がとても役立ちました。「今日は人参」「明日はかぼちゃ」というように記録しておくと、進み具合が一目で分かります。
やってよかった離乳食スケジュール管理術
① 専用アプリに毎日の進み具合を入力する
離乳食アプリは本当に便利で、特に「何をどれくらい食べたか」「アレルギー反応はあったか」を記録できるのが助かりました。食材一覧や進め方の目安も確認できるので、「今日は何にしよう?」と迷う時間が減ります。
② 冷凍ストックを“曜日ごと”に分けて管理
私が一番ラクになった方法がこれ。野菜をペースト状にして冷凍キューブにしておき、それを「月→にんじん」「火→かぼちゃ」「水→ほうれん草」といったように曜日ごとに割り当てました。こうすることで、レンチンだけでメニューが決まり、調理負担が激減しました。
③ 調理家電をフル活用する
離乳食初期は裏ごしや加熱の手間がとにかく多い時期なので、調理家電があると驚くほどラクになります。ブレンダーやフードプロセッサーは、野菜をなめらかにするのに最適でした。また、電気圧力鍋やスチーム系の調理器は、短時間で柔らかく仕上がるので時短に。
④ 記録は「写真」を使うと続きやすい
毎回文字を入力するのが面倒で続かなかった私は、写真で記録する方法に切り替えました。スマホで毎日の離乳食をパシャッと撮るだけでスケジュール管理ができるので、振り返りもしやすく、習慣化しやすかったです。
⑤ 食材は“3日ルール”で進めると安心
離乳食初期は、同じ食材を3日続けて食べさせる“3日ルール”を採用していました。これは「赤ちゃんの反応を落ち着いて確認する」ためで、無理なく進めるのに役立ちました。このルールは記録とも相性がよく、スケジュール管理とセットで行うと迷いがなくなります。
離乳食初期をスムーズにする工夫と心構え
「完璧にしようとしない」が一番のポイント
離乳食初期は、頑張りすぎて疲れてしまう方も多いです。でも、毎回きれいに食べる必要もなければ、すべての食材を完璧なペースで進める必要もありません。スケジュール管理は“自分がラクになるため”のもので、義務にするとしんどくなります。
好き嫌いは長い目で見る
初期の段階では、食べない日があって当たり前。私の子もにんじんが苦手でしたが、少しずつ慣れていきました。記録をつけておくと「前より食べてる!」と成長も感じられて、心が軽くなります。
便利グッズを遠慮なく頼る
離乳食グッズは本当に優秀。シリコンスプーン、電子レンジ対応の耐熱容器、フリージングトレーなど、負担を軽くしてくれるアイテムはどんどん活用するべきだと思います。特に冷凍キューブは、ワンオペ育児の味方でした。
まとめ:仕組み化すれば離乳食初期はもっとラクになる
離乳食初期は、不安や手間が多い時期ですが、スケジュール管理の仕組みをつくるだけで驚くほどスムーズになります。アプリや調理家電、写真記録などを上手に使いながら、無理せず続けられる方法を見つけていくことが大切です。赤ちゃんのペースに寄り添いながら、成長を楽しむ余裕が生まれるはずです。



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