子どもの便秘が続いたときに試して効果のあった工夫

子どもの便秘が続いたときに不安になった話と、家庭でできた工夫

子どもの便秘は、多くの家庭で起こりやすい悩みです。私もわが子が数日出ない時期があり、「大丈夫かな？」「苦しくないかな？」と心配で仕方ありませんでした。特に離乳食が始まるタイミングや、生活リズムが変わった時期は便が固くなりやすく、様子を見ながらできる工夫を探すことが多かったです。

この記事では、私が実際に家庭で試して、子どもの様子が楽になったと感じた“生活面の工夫”を紹介します。あくまで体験談ベースなので、状況が続くときは専門機関に相談しながら進めてくださいね。

便秘が続いたとき、まず取り組んだのが生活リズムの調整でした。寝不足や水分不足は、お通じのリズムに影響しやすいと感じました。赤ちゃんの場合は特に、活動量や睡眠の質が変わると、排便のタイミングも変化しやすいようです。

離乳食初期〜中期にかけては、食材や組み合わせによって便が固くなることもありました。私の子も初めての素材を食べた日の翌日、急に出にくく感じることがあり、「食事内容」が便に大きく関係することを実感しました。

飲み物の量が少ないと、便が固く感じられることがありました。そこで、赤ちゃん用マグをテーブルに常に置いておき、遊んでいる途中でもこまめに飲めるようにしました。ストロータイプに変えたら飲む量が増えて、負担が少し軽くなった印象がありました。

私が役立ったと感じたのが「食材の組み合わせ」です。例えば、さつまいも・かぼちゃ・バナナなど、一般的に離乳食でよく使われるやわらかい食材を選びました。また、お粥よりも水分を含んだスープにすると食べやすいようで、自然と飲む量も増えました。

少しの時間、床でゆっくりゴロゴロさせるだけでも、赤ちゃんのリラックスにつながりました。無理に運動をさせるのではなく、自然な動きで体を伸ばすことで、全体的にスッキリしやすかったように感じます。

お風呂あがりに、赤ちゃんのお腹を手のひらで“の”の字にゆっくり撫でていました。これは昔からよく知られている方法で、触れ合いの時間としてもよかったです。赤ちゃんの機嫌がいいタイミングで行うと、よりリラックスしてくれました。

寒い時期は体が冷えて負担がかかることもあるので、湯船につかる日を増やしました。あたたまるとリラックスしやすく、夜もよく眠ってくれるようになり、結果的に排便リズムが整いやすくなっていきました。

便秘が続くと不安になりますが、赤ちゃんの体は日によって調子が変わりやすいもの。「今日は出なかったけど、明日はスッキリするかも」と、少し気持ちに余裕を持つだけで心が軽くなりました。

水分・食事・遊び・睡眠…どれも一気に変えるのは大変です。私は「今日は水分を多めにしよう」「明日は食材を変えてみよう」など、小さな工夫を少しずつ取り入れるようにしました。そのゆるさが続けやすいポイントでした。

毎日の便の状態や食べたものをスマホにメモしておくと、「あ、あの日からちょっと固めかも」と変化に気づきやすくなります。離乳食アプリや育児アプリも記録がラクで便利でした。

子どもの便秘は、家庭でできる小さな工夫で負担がやわらぐことがあります。大切なのは、無理をせず、できるところから少しずつ試していくこと。赤ちゃんの様子や機嫌を見ながら、日々の生活の中で“楽にできること”を続けていくと、お互いに過ごしやすくなります。